イーロン・マスクの電気自動車会社テスラは、ビットコインの保有を維持している。同社の第1四半期の貸借対照表には、1億8400万ドルの正味デジタル資産が記載されている。暗号分析会社アーカムによると、テスラは11,509ビットコインを保有し続けており、その時価総額は7億4,500万ドルを超えている。
ビットコインを保有するテスラ
イーロン・マスクの電気自動車会社テスラは、ビットコインの保有を維持している。月曜日に開示された第1四半期の貸借対照表によると、テスラは1億8400万ドルの正味デジタル資産が2022年の第4四半期から変化していないと報告した。同社は以前、デジタル資産は主にビットコイン(BTC)で構成されていることを明らかにしていた。
テスラはミーム暗号通貨であるドージコイン(DOGE)を特定の商品で受け入れているが、同社が保有するドージコインの量はごくわずかであることを以前明らかにした。
テスラは2021年第1四半期にBTCに15億ドルを投資したが、2022年第2四半期に保有資産の75%を売却した。マスク氏は当時、同社は将来的にビットコインの保有量を増やすことに「確かにオープンだ」と説明し、売却は会社全体の流動性への懸念によるもので、”中国でのCovidのシャットダウンを考慮した “と述べた。
マスク氏はまた最近、彼のもう一つの会社であるSpacexも “大量のビットコイン “を保有していることを明らかにした。さらに、億万長者自身もビットコインやイーサー(ETH)と並んで、ドージコインを「大量に」保有している。暗号通貨を保有しているにもかかわらず、マスク氏は暗号について考えることに多くの時間を費やしていないと述べた。さらに彼は昨年11月、どの企業も暗号トークンを作ることはないと述べた。
暗号分析会社アーカムのオンチェーン分析によると、テスラは68のアドレスで1万1509BTCを所有している。本稿執筆時点のビットコイン価格は64,735ドルで、テスラが保有するビットコインの価値は現在7億4,500万ドル以上であることを示している。