ビットコインとイーサリアムETFの好調
ビットコインとイーサリアムの上場投資信託(ETF)は、この2週間で顕著な流入の連続を示しています。これは、ETFのパフォーマンスを追跡するSosovalueのデータによるものです。
12月11日には、ビットコインスポットETFの総純流入は2億2300万ドルで、10日連続での流入が続きました。12月11日に最大の純流入を記録したビットコインスポットETFはFidelity ETF(FBTC)で、1億2200万ドルの純流入がありました。
10日間の期間で、ビットコインETFは総純流入で42億9000万ドルを記録し、総資産は1137億2000万ドルに増加しました。これはビットコインの時価総額の5.67%を表しています。
イーサリアムETFも同様に安定した流入と量に恵まれました。12月11日にはイーサリアムスポットETFの総純流入が1億200万ドルで、13日連続の純流入を記録しました。Blackrock ETF(ETHA)が1日で最大の純流入を記録し、7410万ドルでした。
イーサリアムETFは13日間で19億5000万ドルの流入があり、総資産は131億8000万ドルに増加しました。これはイーサリアムの時価総額の2.86%を表しています。
デジタル資産への機関の関心の高まりが、ETFへの持続的な関心に大きく貢献しています。Eric Balchunas、BloombergのシニアETFアナリストによるXハンドルでの最近の投稿では、ETFが発行者の総収益に及ぼす貢献を示しました。
BTCW ETFはWisdomtreeの収益に95%の貢献を果たし、次いでIBITがBlackrockの収益に36.1%の貢献、BTCOがInvescoの収益に28.3%の貢献を果たしました。
ビットコインとイーサリアムETFへの持続的な流入は、こうした流入が持続的な価格パフォーマンスやさらなる暗号通貨の導入につながるか注視しています。