ドイツ銀行の新しい調査によると、回答者の半数以上が暗号通貨が重要な資産クラスや決済手段になると予想している。また、回答者の10%が年末までにビットコインの価格が75,000ドルを超えると予想している。
ドイツ銀行の暗号調査
今週発表された3,600人以上の消費者を対象としたドイツ銀行の最新調査によると、ビットコインに対する消費者の懐疑的な見方は減少している。
3月に実施されたこの調査によると、回答者の半数以上(52%)が、暗号通貨が将来「重要な資産クラスや決済取引方法」になると考えているのに対し、2023年9月の調査では40%未満だった。
また、この調査では、回答者の40%が今後数年間のビットコインの繁栄を確信している一方、38%は消滅すると予想していることがわかった。さらに、暗号を “いずれ衰退する単なる流行 “と考えている人は1%未満だった。
ドイツ銀行の調査では、ビットコインが年末までに20,000ドルを下回ると予想する米国の回答者が減少している。現在、3分の1がこの見方をしており、1月の36%、2月の35%から減少している。さらに、回答者の10%が年末までにビットコインが75,000ドルを超えると予想している。
ドイツ銀行のアナリストは、今後のビットコイン半減、規制、中央銀行の金利引き下げ、米証券取引委員会(SEC)がイーサリアムのスポット型上場投資信託(ETF)を承認するとの期待など、ビットコイン価格を下支えすると思われるいくつかの要因を挙げている。
ビットコインの半減とビットコインETFのスポット需要の高まりにより、ビットコイン価格が大幅に上昇すると予想する人は多い。暗号取引所コインベースは、今回のサイクルではビットコインの下落は以前のサイクルよりも「より積極的に買われる」と予想している。スカイブリッジ・キャピタルの創業者アンソニー・スカラムッチは、ビットコインの半減は織り込まれておらず、BTCはまだまだ上昇すると述べている。LMAXのCEOは、ビットコインは将来6桁で取引されると予想している。一方、ビットワイズは、長期的にはビットコインの強気相場が “荒れ狂う “と見ており、来る4月の半減は “我々が見た中で最も成功する “と指摘している。