Alchemy Pay、ローカルパートナーシップを視野に
シンガポールを拠点とする法定通貨と暗号通貨のペイメントソリューションプロバイダーであるAlchemy Payは、1月27日にオーストラリアでデジタル通貨交換プロバイダーとしての登録を成功裏に完了したと発表しました。この登録は、オーストラリア取引報告および分析センター（AUSTRAC）によって承認されており、Alchemy Payがオーストラリアのユーザーに合法的にサービスを提供できるようにします。
声明によれば、AUSTRACの承認により、Alchemy Payは現地のペイメントファシリテーターとの関係を構築することができ、オーストラリアのユーザーへのサービスをより良く提供できるようになります。この登録により、ペイメントプロバイダーは、同じ規制枠組みの下で登録を取得したKrakenのような著名な業界プレーヤーの中に位置することとなります。
このマイルストーンについて述べる中で、Alchemy PayのCMOであるAilona Tsikは次のようにコメントしました：
私たちのミッションは、伝統的な金融システムと分散型の暗号経済をつなぐ堅固でコンプライアントなインフラを構築することです。オーストラリアのユーザーに直接私たちのサービスを提供できることを非常に楽しみにしており、法的コンプライアンス、ステークホルダーの信頼構築、および効果的なリスク管理のために規制との関与を継続していきます。
Alchemy Payのデジタル通貨交換プロバイダーとしての登録は、さまざまな管轄区域で確保した承認の増加リストに追加されます。過去2年間でこのペイメントプロバイダーは、アーカンソー州、アイオワ州、ニューハンプシャー州で送金者ライセンスを取得しました。声明によれば、Alchemy Payは世界中のユーザーにデジタルペイメントを利用しやすく、信頼できるものとすることに専念していると主張し、世界的に20の規制ライセンスを確保することを目指しています。
運営許可の取得に加え、ペイメントプロバイダーは他のペイメントソリューションプロバイダー、送金業者、およびブロックチェーンプロジェクトと提携しています。
一方で、Alchemy PayはAUSTRACの承認が「消費者、規制当局、業界パートナーの間での信頼性を強化する」と主張しています。また、コンプライアンスの欠如によるリスクを軽減し、長期的な市場プレゼンスを強化します。
