Arkham Intelligenceが収集したデータによると、Blackrockのオンチェーン資産はGrayscaleの暗号資産保有額を上回りつつある。金曜日の時点で、Grayscaleのオンチェーン価値は約213億3000万ドルで、Blackrockのポートフォリオは約210億2000万ドルだった。
Blackrockのオンチェーン資産増加でGrayscaleは激しい競争に直面
Blackrockのオンチェーン・デジタル資産のコレクションは、今年の大幅な増加により、Grayscaleの総資産を間もなく上回るかもしれないところまで来ている。現在、Grayscaleの保有資産は依然としてBlackrockを上回っており、213.3億ドルとなっている。Arkhamは金曜日に、Grayscaleの優位性はGDLCファンドによるところが大きいと指摘した。金曜日の午後12時(日本時間)現在、Grayscaleは26万4921BTCと229万2000ETHを保有している。
しかし、Blackrockは347,440BTCと約312,122エーテルを保有している。最近、BlackrockはGrayscaleを抜き、ビットコイン保有量で最大のデジタル資産運用会社となった。ブラックロックの急速な上昇は、同社のIBITとETHAファンドからの力強い資金流入によるものと考えられる。一方、Blackrockが数十億を追加する中、GrayscaleはBTCとETHの保有残高から数十億を削減した。
例えば、GrayscaleのGBTCファンドは195.7億ドルの記録的な流出を見たが、IBITは2024年1月11日以来、203.7億ドルのプラスの流入を集めた。スポット・エーテル上場投信(ETF)の勢いは鈍いものの、グレイスケールは7月23日以降、23億9000万ドルの減少を経験した。一方、BlackrockのETHAへの資金流入は10億ドルの節目に近づいており、現在までに9億6,729万ドルを集めている。このパターンが続けば、Blackrockは近い将来、Grayscaleのポートフォリオを追い抜くことになるだろう。