アンドリーセン・ホロウィッツ、暗号資産の4度目のブームを予測

新たに5億1500万ドル(約540億円)の暗号資産ファンドを立ち上げてから1カ月足らず。アンドリーセン・ホロウィッツは、高品質なプロジェクトが暗号資産業界に新たな成長サイクルをもたらす可能性があると予測する。

米ベンチャーキャピタル大手のアンドリーセン・ホロウィッツ(Andreessen Horowitz:a16z)は5月15日、2017年のICO(新規コイン公開)ブームの中で生まれた優れたプロジェクトが、新たな業界ブームのサイクルを生み出すと予測し、ブログで発表した。

同社の予測は10年前にさかのぼる「逸話的な」証拠とデータを使ったもので、過去に2011年2013年2017年にピークを迎えた「価格イノベーションサイクル」は、価格の上昇から始まると述べている。価格上昇は、優れたアイデアを持つ人を引きつけ、最終的に業界全体に利益をもたらす前途有望な企業やプロジェクトを生み出す。

決済、金融、ゲーム…2017年のサイクルが生んだプロジェクト

「暗号資産(仮想通貨)サイクルの重要な特徴は、各サイクルがその後に成長し、次のサイクルを推進する種を植えることだ」とブログに記した。

新しいプロジェクトは最終的に「多くの人にインスピレーションを与え、次のサイクルを生み出す」。例えば、イーサリアムは2013年のサイクルで生み出され、ICOの土台となり、ICOは2017年の次のサイクルを推進した。

「2017年のサイクルは、決済、金融、ゲーム、インフラ、ウェブアプリなど、さまざまな分野で多くのエキサイティングなプロジェクトを生み出した。これらのプロジェクトの多くは近い将来にローンチされ、4度目の暗号資産サイクルを推進するだろう」

新ファンドのターゲットは次世代決済

同社は4月30日、「Crypto Fund II」ファンドの規模が当初の目標額の4億5000万ドルを超え、5億1500万ドルに達したと発表している。

2018年にスタートした最初のファンドとは異なり、新ファンドは、DeFi(分散型金融)次世代決済ウェブ3(分散型インターネットというコンセプト)をはじめとする暗号資産業界内の特定領域をターゲットに置いているという。

アンドリーセン・ホロウィッツのゼネラル・パートナーで、今回のブログの共同執筆者でもあるクリス・ディクソン(Chris Dixon)氏は、Crypto Fund IIの資金調達を発表したブログでこう話している。

4度目のサイクルはいつ始まる?

「登場からわずか10年で、暗号資産は複数の波を経験した。新たな波が起こるたびに、暗号資産の応用分野はより多くのカテゴリーに広がり、より先見の明のある起業家が業界に参入した」

アンドリーセン・ホロウィッツは、4度目のサイクルの時期については予測していない。同社は自らの投資ポートフォリオに含まれている、次のサイクルで重要な役割を果たすと考える4つのプロジェクトを挙げた。

  • デリバティブ取引所「dYdX」
  • クラウドコンピューティング・プラットフォーム「ディフィニティ(Dfinity)」
  • ステーブルコインを提供する「メーカー(Maker)」
  • プライバシーの優先をアピールするクラウドプラットフォーム「オアシス・ラボ(Oasis Labs)」

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