●FXスキャルピングはかなり特殊な手法です
実はFXスキャルピング手法では、その手法の特殊性からお勧め出来る人がいればその反対のお勧め出来ない人もいます。
非常に難しい部分でもあるので間違ったやり方をしてしまうと何をやってるのかわからなくなってしまうという
恐れもあるので非常に繊細です。
ただ、これは何もスキャルピングに限った事では無く、スイングトレードやデイトレードなど、FX関連
のトレード手法に全てが当てはまりますのでそれぞれのトレード手法などしっかり勉強することが重要に
なってきます。
これはどの分野でも当たり前の事ではあります。
さて、今回の記事では、FXスキャルピング手法をお勧め出来ない人について説明します。
まずは向いてるか向いてないかしっかり読んで勉強してみてください。
実際問題として短時間でトレードが完結できるスキャルピングとはいえ、
裏を返せば短時間で損失を出し続けてしまう可能性がありますので注意が必要になります。
●スキャルピングがお勧め出来ない人とは?またはやらないほうが良い人は?
■一瞬の判断で決断が出来ない人
これは、当然ですがスキャルピング手法をお勧め出来る方とは真逆になります。スキャルピングは短時間勝負なので、効率良く利益確定や損切りの判断を素早く行わないと、
瞬く間に損失が拡大してしまう可能性が高くなります。
実際に一瞬の判断をミスしたが為に数千万を損したという方も多いです。
実際にエントリーポイントや決済ポイントが来たにも関わらず、エントリーしたいけどどうしよう…
決済ポイントだけどまだ上がる(下がる)かも知れないので・・・
売買ポイントでの迷いがあるようではスキャルピングは向いてはいません。
やはり自分でルールを決めて素早い判断で決済ポイントでエントリーする事が非常に重要になります。
結論:為替レートが自分のルールで決めた売買ポイントに来たらエントリーする事が出来ないという人には、間違いなくスキャルピング手法はお勧めしません。
■為替相場に対して集中出来ない人
スキャルピング手法では、小刻みに動く(または大きく動く)為替相場から為替差益を稼ぐために、
狙いを定めてトレードする必要がありますので、短時間でもかなり高い集中力が必要になります。
その為にスマホが気になったりとか電話がとか余計な部分で足を引っ張るような事を持ち込まず
仕事だと割り切って集中出来る人が向いています。
この集中力は、エントリー中はもちろんですが、エントリー前にもある程度集中していないとトレードチャンスを逃す可能性がありますので、
集中するのが苦手という人にはお勧め出来ません。
その集中を保つために部屋の環境を整えたり準備運動や趣味の時間をしっかり割いてる方も多いです。
仕事だと割り切ってるのでしたら集中力をつける勉強や努力も必須だと言えます。
■意外に重要!素早いパソコン操作(主にマウス操作)が出来ない人
スキャルピングは短時間でトレードを繰り返しますので、短時間で売買注文を行う度にパソコン操作が必要になります。
という事は、パソコン操作に慣れていないと変な箇所で注文したり注文操作自体に遅れが出たりして、損失を出してしまう可能性があります。
その為にマウスは有線を使いましょう。無線だとスキャルピング中に電池が切れて全ての取引が終わってしまうという最悪の
状況になる可能性もあります。
またトレードチャンスが来たにも関わらず、パソコン操作が苦手なせいでチャンスを逃した、
または損失を出してしまったなんて事になったら悔やんでも悔やみきれません。
スキャルピング手法では、短時間での的確なパソコン操作や環境の充実も求められます。
当たり前ですが仕事でやる以上は環境を整えるというのも絶対条件になります。