米労働省労働統計局の最新報告によると、4月の消費者物価指数(CPI)は0.3%上昇した。過去12ヵ月間の消費者物価指数は3.4%上昇したが、これは主に住居費とガソリン代の上昇による。
4月消費者物価指数(CPI)がインフレ抑制を示すなか、金融市場は安心感に包まれる
米労働省のインフレ率データによると、過去1年間の物価上昇率は前年同月比で3.4%上昇した。これは3月の3.5%上昇からわずかに低下したもので、4月の微妙な改善を示唆している。
「CPI報告書は「4月はシェルター指数とガソリン指数が上昇した。「この2つの指数を合わせると、全品目の月間上昇率の70%以上を占める。エネルギー指数は前月比1.1%上昇した。エネルギー指数は前月比1.1%上昇、食品指数は横ばいであった。
水曜日の取引では、米国の主要4株価指数はすべて上昇を記録し、ナスダックとS&P500は他を上回った。全体として、株式市場は消費者物価指数の結果にポジティブに反応した。
消費者物価指数の発表後、アリアンツ・トレード・ノース・アメリカのシニア・エコノミスト、ダン・ノース氏はCNBCの取材に対し、「予想を上回らなかったのは、この1ヵ月で初めてのことで、安堵感から上昇に転じた」とコメントした。
貴金属も好調で、金は0.39%、銀は0.80%の上昇を記録した。CPIのニュースを受けて、ビットコイン(BTC)は3.8%急騰し、ビットスタンプで1単位あたり64,699ドルの日中高値を達成した。やや後退したものの、BTCは東部時間水曜日午前10時45分現在、24時間のピークを下回るものの、64,000ドルの大台を維持している。
この24時間で、暗号通貨市場全体は3.94%上昇し、推定総額は2兆3,300億ドルに達した。イーサリアム(ETH)は2.4%の上昇、ソラナ(SOL)は5.8%、トンコイン(TON)は5%の上昇を記録した。
ビッテンソー(TAO)は水曜日に24時間最大の急騰を記録し、米ドルに対して15%上昇した。報告時点で、暗号通貨市場の世界取引量は796億4000万ドルで、前日から7.6%増加した。