ニューデリーに拠点を置くシンクタンクの社長は、第三次世界大戦はすでに始まっていると考えている。彼はまた、BRICS経済圏(ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカ)が上海協力機構(SCO)と合併することも予想している。「合併した一つの組織は、より明確で強力になり、非常に意味のある極に成長するだろう」と述べた。
BRICSとSCOの合併、第三次世界大戦に関するインドのアナリスト
ニューデリーを拠点とするシンクタンク、イマジニア・インスティテュート(Imagindia Institute)のロビンダー・サクデフ(Robinder Sachdev)代表は、第三次世界大戦とBRICS経済圏と上海協力機構(SCO)の合併の可能性に関する予測を発表した。BRICSとは、ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカを指す。SCOは中国、インド、イラン、カザフスタン、キルギス、パキスタン、ロシア、タジキスタン、ウズベキスタンで構成されている。
「BRICSもSCOも当初は中国とロシアによって設立された。両組織の大局的な目標の多くは同じである。両組織が将来的に全く異なるロードマップを持つことが必要だ。そうでなければ、SCOとBRICSをひとつの組織に統合することを検討する時期に来ていると、私は何度も言ってきた」と、インド人アナリストは金曜日にロシアのニュースメディア、タス通信に語った。彼はこう付け加えた:
合併した単一の組織は、より明確で、より強く、非常に意味のあるポールへと成長するだろう。
BRICSは重要な役割を果たすことができる: 「もしBRICS諸国が何らかの共通の議題で強力に協力すれば、BRICSは重要な役割を果たすことができる。BRICSが強力な組織になれば、21世紀の新たな世界マトリックスを構築する上で非常に重要な役割を果たすことができる」。
また、シンクタンクの総裁は、第三次世界大戦はすでに始まっていると考えている:
私の考えでは、我々はすでに第三次世界大戦、あるいは21世紀最初の世界大戦の真っ只中にいる。
「戦争だけでなく、気候や経済的な課題もある。強力で中立的な国際機関の役割は、新たな世界マトリックスを形成するために、今、非常に必要とされている。国連は無軌道だ。国連は無軌道で、あるものは不活発で、またあるものはこの戦争に一方的に加担している。