Ennahar TVが引用したように、アルジェリアのアブデルマジド・テブウン大統領は、アフリカ最大の国であるアルジェリアがBRICS連合との連携を熱望していることを示唆した。彼は、この5大新興経済国との重要な連携が、すべての国にとって前例のない経済的展望を切り開く可能性があると伝えた。
アルジェリア、BRICSに照準を合わせる
間もなく開催されるBRICS首脳会議を前に、よく議論されるBRICS基軸通貨についてはあまり強調されないかもしれないが、40カ国以上がこの影響力のあるブロックの一員になることに強い関心を示している。
南アフリカのBRICS特使であるアニル・スークラル大使は、今年、BRICSの拡大が間近に迫っていることをさりげなく示唆した。Ennahar TV経由のロイターの報道によると、アルジェリアのアブデルマジド・テブウン大統領は、現在ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカで構成されているBRICSグループへの加盟をアルジェリアが正式に申請したと発表した。
「我々は正式にBRICSグループへの加盟を申請し、銀行の株主メンバーになることを求める書簡を送った。
アルジェリアは豊富な資源を誇り、石油ガス、原油、窒素肥料、アンモニアでBRICSを潤す準備が整っている。さらに、アルジェリアは鉱物資源の宝庫であり、その多くはいまだ探査と開発の段階にある。鉄鉱石、リン鉱石、金などの貴金属の埋蔵量も豊富だ。
経済の多角化に舵を切ろうとするアルジェリアは今、未開発の金資源の最大化に照準を合わせている。現在、アルジェリアの経済は変動し続ける世界の炭化水素価格に大きく依存している。しかし、世界銀行が今年のアルジェリアのGDP成長率を2.3%と予測しているように、急成長の可能性は見えている。
待望の第15回BRICS首脳会議は、2023年8月22日から24日まで南アフリカのヨハネスブルグで開催される予定である。このサミットは、コビド19の大流行が始まって以来、初の直接会談を意味する。注目すべきは、ロシアのプーチン大統領が今年の出席を見送ったことだ。BRICS同盟に新たな国が加わるかどうかはまだ不明だが、この話題をめぐる憶測はかつてないレベルに達している。