仮想通貨借入・取引プラットフォームのNexo(ネクソ)は、スリーアローズ・キャピタルと提携して、非代替性トークン(NFT)貸付デスクを立ち上げた。この貸付デスクでは、店頭(OTC)のクライアントに対して、NFTを担保として仮想通貨を貸し付ける。
クライアントがNFTを担保として、ステーブルコインやイーサリアム(ETH)などの仮想通貨を借りることができる。
Nexoはまず、Bored Ape Yacht ClubとCryptoPunksのNFTを担保として受け入れる。将来的にさらに多くのNFTコレクションを受け入れていくという。
Nexoの共同創設者兼マネージングパートナーのアントニ・トレンチェフ氏は、NFT担保の貸付には「高い需要がある」とみている。
「スリーアローズ・キャピタルとのパートナーシップは、金融商品とウェブ3.0ネイティブのMetaFiの提供に向けた重要な動きだ。Nexoのレンディングのようなサービスは、ユーザーが所有権を保持し続け、NFTの潜在的な価値を解き放つことができるため、高い需要がある」
NFTのユーティリティが増加するにつれ、NFTをサポートする貸付市場が成長している。NFTfiやDropsLoansなど、他の貸付プラットフォームでもNexo同様のサービスが提供されている。
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