ガーナ中央銀行は、デジタル通貨「e-セディ」をオフラインでも利用できるようにしようとしていると、同銀行の関係者が語っています。
限られた電力という課題を克服
ガーナ銀行(BOG)でフィンテックとイノベーションを担当するKwame Oppong氏によると、e-cediは電力や接続性を必要とせずに取引を促進することも期待されています。
「ファイナンシャル・インクルージョンは、接続性や電力の有無によって制限されます。私たちが目指しているのは、スマートカードを使ってオフラインでもe-セディを利用できるようにすることです」とオポンは説明しています。
2019年には人口の84%という大多数のガーナ人が電気を使えるようになっていたと考えられますが、世界銀行のデータによると、当時インターネットにアクセスできたのは人口の半分に過ぎませんでした。ガーナ銀行がこの課題を克服するソリューションを求めざるを得なかったのは、このインターネットへのアクセス不足が原因です。
Bitcoin.com Newsで既報の通り、ガーナ中央銀行は9月にe-cediの導入を予定していました。しかし、このデジタル通貨がロールアウトされたかどうかは、まだ不明です。同様に、Bitcoin.com Newsの掲載時点では、ガーナのブロックチェーン協会のメンバーから、e-cediの状況に関する回答を得ていません。
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