FXスキャルピング③

●重要な事ですがFXスキャルピングは薄利になりやすい

当たり前ですがスキャルピングでは短時間に取引を繰り返して少ない利益を積み重ねていく手法になりますので、
スプレッドの低いFX会社でトレードするのはもちろんですが、それ以上に1pipsを大事にしなければなりません。
こつこつ積み上げていくイメージです。
逆に負け始めるとどんどん負けていく可能性もあります。

コツコツとスキャルピングでは1pipsの積み重ねによって、
少ないながらもトレード回数を増やすことによって、トータルのpips獲得数を増やしていく手法です。
つまりはスキャルピングでは1pipsが非常に大事になります。
この積み重ねの部分が多いほど利益が出やすいのがスキャルピングです。

ちなみに、1pipsと言えば1万ドルのトレードで100円の計算になりますが、
スキャルピングではこの100円をコツコツと継続的に稼ぐ事になります。
塵も積もれば山となるとう方でかつ短期勝負が好きで集中力がある方がむいています。

●格言ではないですが…スキャルピングでは1pipsを笑うものは1pipsで泣く

スキャルピングでは、1回のトレードで50pipsや100pipsもの為替差益を稼げる事は、
トレード手法にもよりますがほぼ不可能だと言えます。
確実にコツコツと積み重ねていく手法になります。

もっとも、スキャルピングは短時間勝負なので、
為替レートが短時間に保有ポジションの方向へよほど大きく動かない限りはこれほど大きな利益を稼ぐ事は難しいです。
逆に大負けも余程の事がない限りはないかと思われます。

因みに50pipsや100pipsを稼ぐような手法はデイトレードとかになります。
こちらはがっつり勝てますががっつり負けてしまう事があります。

良く、数千万円FXで負けたー!
なんていう方はデイトレードが多いです。

例えば、スキャルピングを100回トレードした場合、利益を1pipsを確実に取る!

合計すると1pipsの100回でトータルで100pips→100万円で動かしていたら1万円の勝ちになります。

トレード単位が1万ドル単位ででは約100ドル、10万ドル単位ででは1000ドルとなります。

トレード単位が多くなればなるほどその差は大きくなってくるため、
スキャルピングが薄利とはいえその利益は回数を重ねていくにつれて
大きくなってきます。

個人的には1日1万でも利益出るなら充分とか思ってしまいます。

■更に重要な事…スキャルピングではFX会社のスプレッドも重要です

スキャルピングでは、1pipsという最小単位での取引になりますが、これは何もトレード手法に限った事ではありません。
FXトレードではFX会社のスプレッドも必要経費になりますので、
少ない利益を積み重ねるスキャルピングでは、このスプレッドが低い会社を選ぶべきでしょう。

USD/JPYのスプレッドがA社では1pips、B社では0.3pipsだった場合・・・

スキャルピングでエントリーした時点で0.7pipsの差が出てしまうのです。
凄い差になってしまいますね!

トレード単位1万ドルで100回トレードしたら、70ドルの差になってしまいます。(100回×0.7ドル=70ドル)

手数料だけでこの差がでます!

スキャルピングではFX会社のスプレッドの低さは非常に重要になってくるのです。

FX会社によっては新規エントリーや決済時にスリッページが発生する場合がありますので、
このスリッページも重要になってきます。

スキャルピングでは、トレード手法はもちろんですがFX会社のスプレッドやスリッページなどのトレード環境も含め
1pipsの積み重ねが非常に重要になってきます。

スキャルピングで実際に稼ごうと思うのでしたら手数料などの会社選びも非常に重要になってくるという事は
しっかりと覚えておいてください。

後は税金等も発生してきますのできちんとしたキャッシュフローも計画立ててやるべきです。